ふたごべや イラストレーター・デザイナー

【読書日記】「考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール」|益田 ミリ(著)を読みました

温かいコーヒーとシナモンロールを頬張りながら、通りを歩く人々をぼんやりと眺める。
そして考える。時間とか、人生とか、自分について。
1章フィンランドの空の下で考えたこと 2章未来から今を懐かしむ 3章自分の直感を当てにして生きる
イラストと写真満載の心が自由になる旅エッセイ。

益田ミリさんにハマったのは、以前一緒に働いていた後輩ちゃんからいただいた本がきっかけだった。
それは確か「今日の人生」という本で、ミリさんの日々の生活が漫画で描かれている。
なんてことない日から、ちょっと面白かったこと、悲しかったこと。「人生ってこういうことだよね」と感じられる、温かくユニークな作品だった。

さてこの本はそんなミリさんの、フィンランドへ旅した記録をまとめたエッセイ。
歩いて、買って、食べて、考えるを繰り返す旅。写真やかわいいイラストが添えられていて、想像力を掻き立てられる。
珍しいご飯やスイーツ。ホットチョコレートやルイボスティーなどあたたかい飲み物。出てくるもの全てが本当に美味しそう。

旅先で考え事や悩み事が解決することって結構あるけど、あれは何でなんだろう。
脳がリフレッシュされて、ややこしいことを取り除いてくれるのかな?広い世界に触れて、抱え込んでいたものがちっぽけだったと気付くのかしら。

観光をして、いいなと思ったものを買って、気になるカフェやレストランに入って食事をして、ふと物思いにふける。
誰かと一緒の旅では、こんなに自由に楽しめない。一人旅だからこそできる、最高のプランだと思う。

今はあまり外出できない状況下にあるけど、落ち着いたらどこかに出かけたいなぁ。
しばらくはミリさんの記憶をお借りして、ひとりフィンランドへ旅する空想を楽しもうっと。

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